私の実家が十勝管内で畜産農家を営んでいることもあり、高校の頃から農業関係の仕事に就きたいと思い、酪農学園大学に入学しました。
大学生活を送る中で酪農ヘルパーや農機具メーカーなどの選択肢も出てきましたが、なにより生産者に近い立場で仕事をしたいとの思いからJAに就職することを選びました。
実家に程よく近い(地元に近すぎると知り合いも多く働きにくい)、市街地に近く利便性が良い(プライベート充実のため)、福利厚生や給与面で納得できた(自分の生活がかかっているからここが重要)などの理由から、数あるJAの中でJAおとふけを第1志望として選びました。
私が所属している生産資材課では、肥料・農薬・種苗・飼料・温床資材・包装資材・土地改良材の7つに担当分けされ、各担当職員が在庫管理や資材の取りまとめ、資材配送の管理などを行っています。
私はその中で肥料と土地改良資材を担当しており、肥料施肥マニュアルの作成や肥料推進などを行っています。
また、生産資材課は店舗でもあるため、レジに立つこともあります。
営農資材全般を扱っているため、肥料・農薬・飼料などの知識を満遍なく得ることができる点が魅力です。
さらに資材の発注を行う中で各メーカーとの繋がりができるので、商品知識も深まります。
また、生産資材課は、畑作・青果・畜産農家といった全ての生産者の方々が来るので、生産者の顔を覚えることができる点も良いところです。
1年目畜産課 | 10年目生産資材課現在 |
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家畜個体販売、補助事業事務、バイオガスプラントの管理業務 | 肥料・土地改良資材の供給業務 |
生産資材課は肥料出庫時期(4月下旬~5月下旬の2週間程度、9月上旬~9月下旬の2週間程度)は交代制で休日出勤があります。
休日出勤した分は、振り替えて休日をとっています。
休日は、ほとんど娘と遊んで終わりますね。たまに趣味のソフトテニスやスノーボードをしたりしています。
自分が興味をもって取り組める職種を探して欲しいと思います。
後々興味を持って仕事が楽しくなるパターンもあるとは思いますが、近年は興味を持つ前に辞めてしまう人の方が多いように感じます。
ですから、まずは自分が好きな分野へ進むことをおすすめします。
今の時代は私が就職活動していた時代とは違い、就職先を選ぶことのできる時代です。
あせらずじっくり考えてみてください。