おとふけ産の南瓜は品種・栽培方法ともに特別。
それは生産者とJAが強いこだわりをもって栽培しているから。
このこだわりが全国にファンを作り続けている。
南瓜の品種は国内だけで数十種類出回っています。その中で長きにわたりJAおとふけでは「メルヘン」という品種を中心に栽培し続けています。決して収量が多く採れる品種ではありませんが、ホクホク感が強く、甘みも強い。つまり「おいしい」にこだわり栽培を続けているのです。
現在では「メルヘン」という品種をまとまって出荷している産地は少ないですが、今でも「メルヘン」指定で取引を行っている量販店・生協が全国に存在しています。
加えて新しい品種を導入することにもチャレンジし、今後より一層JAおとふけの南瓜ブランドが確立できるよう努めていきます。
JAおとふけの南瓜は全量「化学肥料現行基準50%・農薬使用現行基準50%・除草剤不使用」の特別栽培基準で生産されています。
有機肥料を使用し、除草が必要な場合は手取り除草かトラクタで草を耕し除去します。そうすることで生産者も畑に足を運び、生育を確認する機会が増え、品質も向上してくるのです。
平均耕作面積が30haを超える畑作地帯の音更町ですが、南瓜の平均耕作面積は0.8haと非常に小さく、その理由は手作業で行わなければならない仕事が多いからです。しかし、その状況下でも、南瓜を愛し、南瓜にこだわり、栽培を続ける生産者がたくさんいます。つまりこの南瓜にはこだわりがギュッと詰まっているのです。
首都圏の1都11県をエリアに事業展開しているパルシステム。その中の大人気商品「yumyumちっちゃカット」の南瓜はJAおとふけ産を使用。年間200t以上の南瓜をパルシステムへ出荷しています。
他にも江戸屋「かぼちゃザクザク」の原料にも使用されています。