JAおとふけの「今」をお届け!

JAおとふけの事業や活動についてご紹介します。

広大な牧場へ駆け出す

牧場へ入牧

 

 


 5月7日、9日、10日の3日間、共愛、北誉、大牧牧場において入牧が行われました。

 早朝より各牧場に搬入された牛たちは、ダニよけ用の薬を噴霧された後、種類別・月齢別に番号札の付いた首輪をかけられ、職員の声が響く中、広大な牧場へ元気よく駆けていきました。

 入牧した乳牛475頭、和牛184頭、合計659頭(5月10日時点)は、10月の下牧までの半年間を広い牧場で過ごし、一回り大きくなって飼い主のもとへ帰ります。

 

適正処理にご協力ください

農業用廃プラスチック類回収

 


 4月16日、農業用廃プラスチック類と紙袋の回収作業を農産センター北側にて行いました。

 この取り組みは、環境に対する負担の低減や資源有効活用のためのリサイクル処理推進・産業廃棄物の適正処理を目的としており、今回は廃プラスチックを99戸より約34t、紙袋を3戸より約114kg回収しました。

 農薬空容器を加えた今後の回収は6月、10月、11月に実施する予定です。

 集めた廃棄物はリサイクル業者へ処分委託された後、固形燃料として全道各地の処理施設等で再利用されます。

 今後も廃プラスチック等の適正処理と、農薬空容器洗浄作業のご協力をお願いします。

良質な小麦生産に向けて

音更町農協小麦生産振興会 小麦栽培青空研修会


小麦生産振興会は、町内13地区で小麦栽培青空研修会を開催しました。

第1回は4月4日~9日にかけて開催し、計178名が参加、第2回は5月21日~22日にかけて開催し、計122名が参加しました。

JA職員および十勝農業改良普及センターより、小麦の作況調査報告ほか、今後の分肥や病害虫防除などについて圃場を確認しながら研修を行いました。

生産コストの削減および輸送効率の向上、環境負荷の軽減に向けて

長芋発泡緩衝材製造設備 起動式

 

 


 3月3日、JAおとふけ青果管理センター内で、「長芋発泡緩衝材製造設備」の起動式が行われ、工事関係者および役職員を合わせ18名が出席しました。

この設備は、令和6年4月から建設を開始し、北海道の「令和6年度 地域づくり総合交付金」を活用したもので、緩衝材コストの削減や軽量化による輸送効率の向上を目的に約2億3200万円で建設しました。

【おが粉取扱中止の背景】

おが粉は、バイオマス発電との競合などを契機に値上がりが続いていました。加えて、原木不足などによる業者の製造中止もあり、おが粉の永続的な使用に懸念が生じ、2018年より新たな緩衝材の試験を実施してきました。

【発泡緩衝材の利点】

・軽量化による輸送効率向上(10㎏段ボール1箱当たり、おが粉3.5㎏ → 発泡緩衝材0.2㎏)

・緩衝材自体の経費削減(おが粉9.75円/㎏ → 発泡緩衝材5.5円/㎏)

・取引先でのゴミ処理費用の削減

・掃除の手間省略

【ユーザーの評価(一部抜粋)】

・軽さに驚いた

・市場での分荷作業が楽になった

・掃除が楽

・段ボールにゴミの処理方法が明記されていて助かる

・なんといってもゴミ処理料金削減に期待

・長芋の品質も今まで通り

・おが粉の付着が無い分、長芋がみずみずしく見えた

・清潔感が増したように見える。

・商品評価が上昇 など

起動式の様子

台湾に着荷した長芋

長芋発泡緩衝材保管状況

アメリカに着荷した長芋

音更町酪農振興会 創立60周年記念式典の開催

 2月26日、音更町酪農振興会60周年事業実行委員会は音更町酪農振興会の創立60周年を記念し、グランテラス帯広で記念式典・祝賀会を開催し、生産者・来賓・関係機関を含め64名が式典に参加しました。

 式辞では遠藤雅彦実行委員長が30周年以降の歴代9名の会長へ感謝の意を表し、今後の振興会活動を発展させていく誓いの挨拶を行いました。

 式典には、来賓として音更町小野町長、当JA土田組合長などにご臨席いただき、祝辞が述べられ、その後、歴代会長へ感謝状と楯を記念品として贈呈いたしました。最後に受賞者を代表し、第7代会長

山本 忠淑氏より謝辞をいただき式典を閉会しました。

 記念講演では、(株)クリエイティブオフイスキュー所属の森崎博之氏をお招きし、「北海道酪農について」と題し、今後の北海道農業、酪農の可能性について熱い想いを講演していただきました。


遠藤雅彦実行委員長

第8代会長 小野信次様へ感謝状の贈呈

 

女性農業者日帰り研修

野菜づくり講習会・健康づくり講習会

 


 2月14日、当JA大会議室にて女性農業者間のネットワークづくりや身近な作物の栽培による知識習得と女性の健康づくりについて学ぶ機会として、女性農業者日帰り研修を開催し、27名が参加しました。

 野菜づくり講習会では、渡辺農事(株)札幌営業所長 安達英人氏による自家用野菜づくりの特徴や作り方のコツなどを説明いただきました。また、午後からは音更町健康推進課職員による女性のための健康づくり講習会を開催し、女性特有の病気の早期発見、生活食習慣の見直しによる、家族の健康維持などの予防医療について学びました。

 また、参加者は地域を超えて交流ができ、充実した研修となりました。

飼養管理技術の向上へ

音更町和牛生産改良組合 肥育部会道外視察研修


  2月12日から14日にかけて、音更町和牛生産改良組合肥育部会は飼養管理技術の向上を目的に、山口県へ道外視察研修を実施し,部会員3名が参加しました。

 研修では肥育牛約60頭を飼養し、国産トウモロコシを活用し配合まで行う全国初の製造工場である「やまぐち国産飼料用トウモロコシ高度利用化センター」(以下、利用化センター)を運営している「㈱あぐりんく」、肥育牛約120頭を飼養している「長沢台生産組合」を視察し、利用化センターでの子実用とうもろこし製造から畜産農家への供給の工程、肥育牛における飼養管理技術や暑熱対策について説明がありました。

 また、視察研修後に意見交換会が行われ、山口県のブランド和牛である「やまぐち和牛 燦(きらめき)」、「長萩(ちょうしゅう)和牛」の説明や、第13回全国和牛能力共進会 北海道大会の情報交換など、非常に実りのある研修になりました。

e-Taxを身近に感じて

税務研修会

 


 1月31日、当JA大会議室にて税務に関する研修会を2部に分け開催し、21名が出席しました。

 1部では「スマートフォンを利用した確定申告について」、2部では「ソリマチ農業簿記データを利用した確定申告について」と題し、帯広税務署 中田鋭氏から手順などについてご説明いただきました。

 研修中、中田氏は、参加者からの質問に丁寧に答え、個別相談にも対応するなど、きめ細やかなサポートをしていただき、参加者は一様に理解を深めることが出来ました。

 今回の研修会により、参加された方々にはe-Taxによる確定申告を身近に感じてもらえる研修となりました。

会員同士が交流

音更町農協年金友の会 道内研修を実施

 


 1月21日から23日にかけて、音更町農協年金友の会は、道内研修「道南方面(函館・洞爺)の旅」を2泊3日の行程で実施し、会員30名が参加しました。

 1日目は冬ならではの函館山の夜景、雪灯りと夜景の競演を鑑賞し、函館湯の川温泉に宿泊しました。

 2日目は、酒蔵見学、函館朝市を散策後、宿泊先の洞爺湖温泉に移動しました。

最終日は、洞爺わかさいも本舗本店、苫小牧海の駅みなと市場でお土産などを購入し、エスコンフィールド北海道のスタジアムツアーに参加してから帰路につきました。

限られた時間ではありましたが、冬の北海道を満喫し、会員同士が交流を深めるなど充実した道内研修となりました。

 

農作業事故ゼロを達成するために/温暖化への取り組み/推進作物と新規作物の可能性

第15回 音更町農協 冬期農業セミナー

 


 1月20日、当JA大会議室にて温暖化をテーマに音更町農協冬期農業セミナーを行い、57名が参加しました。

 ホクレン農業協同組合連合会 帯広支所 農機燃料自動車課考査役 丹羽淳一氏より、農作業事故発生を無くすための農機具取り扱いや管理体制の改善について、ご講演いただきました。

農産課からは、温暖化への取り組みとして「えん麦野生種」に替わる小麦後作緑肥や豆類高品質栽培方法、澱粉原料用馬鈴しょ「コナヒメ」の安定栽培方法について、青果課からは新規作物の栽培実証試験結果について説明がありました。

 セミナーの詳細については農協ホームページ(組合員向け情報)に資料と動画を掲載していますので、ご覧下さい。