JAおとふけの「今」をお届け!

JAおとふけの事業や活動についてご紹介します。

産地を身近に

北海道十勝食料自給推進協議会 総会、報告会・交流会

 


 5月22日、北海道ホテルで北海道十勝食料自給推進協議会(土田純雄会長)の総会、報告会・交流会を開催し、協議会会員、パルシステム関係者、生産者を含め多数の関係者が出席しました。

 総会では、役員改選、令和6年度事業報告ならびに収支決算報告、令和7年度事業計画ならびに収支予算案んどについて審議を行い、全議案とも原案通り可決承認されました。

 総会後は、音更町による音更町農業概要の説明、自給推進部会と交流部会による活動報告会、地元食材などを使用した料理を味わいながらの交流会を行い、音更産農畜産物の素晴らしさを確認しました。

また、翌日には、パルシステム関係者による小麦圃場視察ならびに農産施設見学・青果施設見学などの産地研修を実施しました。

 

北海道十勝食料自給推進協議会とは

十勝を中心とした産直原料を活用した商品開発の推進や農商消工連携を推進することで食料自給率の向上を目指すとともに、食と農を結び、環境保全型農業・循環型社会を目指し、都市と農村を発展させることを活動の目的とした協議会

 

構成団体

・・・音更町、パルシステム生活協同組合連合会、音更町農業協同組合、木野農業協同組合、有限会社大牧農場、よつ葉乳業株式会社、横山製粉株式会社

乳用牛の品質改良の成果を競う

第54回十勝ブラックアンドホワイトショウ

 


 5月17日、第54回十勝ブラックアンドホワイトショウが、十勝農協連家畜共進会場にて行われ、十勝管内より134頭が出品、当JAからは8頭を出品しました。

 

  審査区分

順位

   名 号

生産者

地区

第1部 育成ジュニアクラス

(6ヶ月以上9ヶ月未満) 

第9位

SJフア-ム ARK ハズイツト エキダナ

小原潤哉

下牧

第3部 未経産ジュニアクラス

(12ヶ月以上15ヶ月未満) 

第10位

SJフア-ム ウオ-カ- ハニポ キトウン

小原潤哉

下牧

第8部 ジュニア2歳クラス

(30ヶ月未満)

第2位

SJフア-ム OK レジ-ナ ライオネル

小原潤哉

下牧

第8部 ジュニア2歳クラス

(30ヶ月未満)

第8位

SJフア-ム アリゲ-タ- メイビリス

小原潤哉

下牧

第10部 ジュニア3歳クラス

(36ヶ月以上42ヶ月未満)

第4位

サンシヤイン チ-フ メリツト ドア マリア

山田哲義

第11部 シニア3歳クラス

(42ヶ月以上48ヶ月未満)

第2位

SJフア-ム ウオ-カ- チヤペル キツク

小原潤哉

下牧

第12部 4歳クラス

(4歳以上5歳未満)

第4位

サンシヤイン サイドキツク GC リ-ダ- A フタゴ

山田哲義

第13部 5歳クラス

(5歳以上6歳未満)

第3位

SJフア-ム サイドキツク ブラン

小原潤哉

下牧

第15部 牧場牛群

(3頭1組)

第2位

SJフア-ム アリゲ-タ- メイビリス

SJフア-ム ウオ-カ- チヤペル キツク

SJフア-ム サイドキツク ブラン

小原潤哉

下牧

みんなで守る清潔な街並み

春のクリーン作戦

 5月10日、「春のクリーン作戦(クリーンタウン音更の会主催)」を行い、職員26名が参加しました。

当JAでは平成12年より同会に加盟し、町内の環境美化と景観づくりを進め、清潔で住みよいまちづくりを目指す清掃活動に毎年春と秋の2回参加しています。

当日は高速道路脇の清掃作業を行い、空き缶やタバコの吸殻、家庭ゴミなどを回収しました。

当JAはこれからも、綺麗な街並みを守るため積極的に清掃活動を行います。

広大な牧場へ駆け出す

牧場へ入牧

 

 


 5月7日、9日、10日の3日間、共愛、北誉、大牧牧場において入牧が行われました。

 早朝より各牧場に搬入された牛たちは、ダニよけ用の薬を噴霧された後、種類別・月齢別に番号札の付いた首輪をかけられ、職員の声が響く中、広大な牧場へ元気よく駆けていきました。

 入牧した乳牛475頭、和牛184頭、合計659頭(5月10日時点)は、10月の下牧までの半年間を広い牧場で過ごし、一回り大きくなって飼い主のもとへ帰ります。

 

適正処理にご協力ください

農業用廃プラスチック類回収

 


 4月16日、農業用廃プラスチック類と紙袋の回収作業を農産センター北側にて行いました。

 この取り組みは、環境に対する負担の低減や資源有効活用のためのリサイクル処理推進・産業廃棄物の適正処理を目的としており、今回は廃プラスチックを99戸より約34t、紙袋を3戸より約114kg回収しました。

 農薬空容器を加えた今後の回収は6月、10月、11月に実施する予定です。

 集めた廃棄物はリサイクル業者へ処分委託された後、固形燃料として全道各地の処理施設等で再利用されます。

 今後も廃プラスチック等の適正処理と、農薬空容器洗浄作業のご協力をお願いします。

良質な小麦生産に向けて

音更町農協小麦生産振興会 小麦栽培青空研修会


小麦生産振興会は、町内13地区で小麦栽培青空研修会を開催しました。

第1回は4月4日~9日にかけて開催し、計178名が参加、第2回は5月21日~22日にかけて開催し、計122名が参加しました。

JA職員および十勝農業改良普及センターより、小麦の作況調査報告ほか、今後の分肥や病害虫防除などについて圃場を確認しながら研修を行いました。

生産コストの削減および輸送効率の向上、環境負荷の軽減に向けて

長芋発泡緩衝材製造設備 起動式

 

 


 3月3日、JAおとふけ青果管理センター内で、「長芋発泡緩衝材製造設備」の起動式が行われ、工事関係者および役職員を合わせ18名が出席しました。

この設備は、令和6年4月から建設を開始し、北海道の「令和6年度 地域づくり総合交付金」を活用したもので、緩衝材コストの削減や軽量化による輸送効率の向上を目的に約2億3200万円で建設しました。

【おが粉取扱中止の背景】

おが粉は、バイオマス発電との競合などを契機に値上がりが続いていました。加えて、原木不足などによる業者の製造中止もあり、おが粉の永続的な使用に懸念が生じ、2018年より新たな緩衝材の試験を実施してきました。

【発泡緩衝材の利点】

・軽量化による輸送効率向上(10㎏段ボール1箱当たり、おが粉3.5㎏ → 発泡緩衝材0.2㎏)

・緩衝材自体の経費削減(おが粉9.75円/㎏ → 発泡緩衝材5.5円/㎏)

・取引先でのゴミ処理費用の削減

・掃除の手間省略

【ユーザーの評価(一部抜粋)】

・軽さに驚いた

・市場での分荷作業が楽になった

・掃除が楽

・段ボールにゴミの処理方法が明記されていて助かる

・なんといってもゴミ処理料金削減に期待

・長芋の品質も今まで通り

・おが粉の付着が無い分、長芋がみずみずしく見えた

・清潔感が増したように見える。

・商品評価が上昇 など

起動式の様子

台湾に着荷した長芋

長芋発泡緩衝材保管状況

アメリカに着荷した長芋

音更町酪農振興会 創立60周年記念式典の開催

 2月26日、音更町酪農振興会60周年事業実行委員会は音更町酪農振興会の創立60周年を記念し、グランテラス帯広で記念式典・祝賀会を開催し、生産者・来賓・関係機関を含め64名が式典に参加しました。

 式辞では遠藤雅彦実行委員長が30周年以降の歴代9名の会長へ感謝の意を表し、今後の振興会活動を発展させていく誓いの挨拶を行いました。

 式典には、来賓として音更町小野町長、当JA土田組合長などにご臨席いただき、祝辞が述べられ、その後、歴代会長へ感謝状と楯を記念品として贈呈いたしました。最後に受賞者を代表し、第7代会長

山本 忠淑氏より謝辞をいただき式典を閉会しました。

 記念講演では、(株)クリエイティブオフイスキュー所属の森崎博之氏をお招きし、「北海道酪農について」と題し、今後の北海道農業、酪農の可能性について熱い想いを講演していただきました。


遠藤雅彦実行委員長

第8代会長 小野信次様へ感謝状の贈呈

 

女性農業者日帰り研修

野菜づくり講習会・健康づくり講習会

 


 2月14日、当JA大会議室にて女性農業者間のネットワークづくりや身近な作物の栽培による知識習得と女性の健康づくりについて学ぶ機会として、女性農業者日帰り研修を開催し、27名が参加しました。

 野菜づくり講習会では、渡辺農事(株)札幌営業所長 安達英人氏による自家用野菜づくりの特徴や作り方のコツなどを説明いただきました。また、午後からは音更町健康推進課職員による女性のための健康づくり講習会を開催し、女性特有の病気の早期発見、生活食習慣の見直しによる、家族の健康維持などの予防医療について学びました。

 また、参加者は地域を超えて交流ができ、充実した研修となりました。

飼養管理技術の向上へ

音更町和牛生産改良組合 肥育部会道外視察研修


  2月12日から14日にかけて、音更町和牛生産改良組合肥育部会は飼養管理技術の向上を目的に、山口県へ道外視察研修を実施し,部会員3名が参加しました。

 研修では肥育牛約60頭を飼養し、国産トウモロコシを活用し配合まで行う全国初の製造工場である「やまぐち国産飼料用トウモロコシ高度利用化センター」(以下、利用化センター)を運営している「㈱あぐりんく」、肥育牛約120頭を飼養している「長沢台生産組合」を視察し、利用化センターでの子実用とうもろこし製造から畜産農家への供給の工程、肥育牛における飼養管理技術や暑熱対策について説明がありました。

 また、視察研修後に意見交換会が行われ、山口県のブランド和牛である「やまぐち和牛 燦(きらめき)」、「長萩(ちょうしゅう)和牛」の説明や、第13回全国和牛能力共進会 北海道大会の情報交換など、非常に実りのある研修になりました。